原因と症状の関係
当院はこんな方におすすめ
- 自律神経失調症
- 突発性難聴・耳鳴り
- 脳卒中後遺症
- アトピー性皮膚炎
- パーキンソン病
- パニック障害
- 関節リウマチ
- 慢性前立腺炎
- 線維筋痛症
- 吃音症
- あらゆる痛み・神経痛(しびれ)
- あらゆる痛み
神経痛(しびれ) - 首凝り
その他、内科的疾患や脳神経内科的疾患などでお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
自律神経失調症の特徴
自律神経とは、人が生きていくために心身の調節を自動的に行う神経のことをいいます。食べた物を消化管で分解・吸収し、不要なものは排泄、寒暖差があれば体温調節をするなど、自分の意思とは関係なく働く神経で普段無意識にしている呼吸・循環・発汗・睡眠などをコントロールしています。
この自律神経には交感神経と副交感神経があり、2つの神経は正反対の働きをしています。交感神経は日中活動時や緊張した時に、副交感神経は夜や休息時に働き、24時間365日休むことなく活動しています。
これだけ多くの仕事を正確にこなすがゆえに、自律神経は繊細で「ストレス」に非常に弱いのです。現代社会に生きる以上、仕事でのノルマや出世争い・複雑な人間関係・育児など何らかのストレスは受けてしまうものです。
このストレスによって自律神経に乱れが生じると、頭痛・めまい・耳鳴り・難聴・胃腸障害・不眠・疲労感などの症状が出てしまうことがあります。
当院では、まず自覚症状の改善を目指し、乱れた自律神経をコントロールできるよう調整します。
自律神経失調症の症状例
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患者情報:女性 30代
主訴:頭痛その他の症状:胃腸が弱い・不眠・冷え性・イライラ・首の痛み
これまでに、頭痛薬・抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬など様々な治療を試みるも副作用が怖くなり、来院。治療内容:初めての鍼治療で不安もあり、顔色は青白くぼーっとしている。
1本の鍼で、どこまで改善されるか私自身にもプレッシャーを与え慎重なる検査をしポイントを1つに絞りました。同時にHSP温熱治療器にて、自律神経を調節し、冷えを取り体温を上げて終了です。
首の痛みは直ぐに軽快し、頭痛は帰るころにはゼロに近く顔色も血色が戻ってきました。経過:治療計画を説明し納得されたうえで、週2回での治療を開始して頂きました。
5回目にようやく、このような状態になってしまったきっかけを話してくださり家庭環境がストレスになってる事など打ち明けてくれました。
その後3ヶ月がたった頃、お薬を完全に辞めることができました。
脳卒中後遺症の特徴
脳卒中とは脳梗塞・脳出血・くも膜下出血によって脳が障害される病気です。
主な後遺症として
- 手足の脱力(運動麻痺)
- 半身の感覚が鈍い(感覚障害)
- 呂律が回らない(構音障害)
- 話す・聞く・読む・書く4大機能の障害(失語症)
当院ではこれらの症状の患者様に対して、
- YNSA(山元式新頭鍼療法 / 脳と神経系にダイレクトに作用する鍼治療)
- HSP温熱治療器(細胞の活性化)
- マイクロカレント療法(人体に流れている微弱な電流と同調)
これらを組み合わせることによって、中枢神経系(脳)に刺激を与えながら、末梢神経系(四肢)に新しい信号刺激を送り、障害された神経の修復をします。この治療法は冷えを取り血流量を増やすことも特化していますので筋拘縮などの回復にも期待がもてます。
このYNSAの最大の特徴は、麻痺の症状にアプローチできることで驚異的な治療効果があり、脳出血や脳梗塞の後遺症として起こる半身麻痺・手足の麻痺・言語障害・顔面麻痺などを改善し、整形外科ではリハビリしか治療法がない現状において大きな希望であります。
下のグラフでもお分かりの通り、1日でも早く治療を開始して頂けたらと思います。
脳卒中後遺症の症状例
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患者情報:男性 60代
主訴:脳梗塞後の後遺症これまでの経過:3年前に脳梗塞を発症し、脳血管バイパス術をされました。
その直後から、左半身の麻痺と手足のしびれがでています。
また、ふらつきもあり介助がないと歩行困難。
整形外科にてリハビリ治療を行うも、改善がみられなかった為、奥様から当院へご依頼がありました。
この患者様、奥様に連れられ仕方が無くきたという感じで、「医者で治らないから、何をしても無理じゃないかな。」とおっしゃいました。
色々伝えたいことはありましたが、結果をだせばこの気持ちが変わると強く思い治療に集中。治療:そして1回目の治療中の事です。患者様から「しびれが無くなってきたよ。これは良くなるかもしれない。」とやる気になってくださいました。その後、7回目(1クール)の治療後しびれは2~3割残るものの、ふらつきも無くなり、1人で歩けるまでになりました。
経過は順調で、今では患者様のご希望で週2~3回のペースで治療しています。 -
患者情報:女性 50代
主訴:脳梗塞後の後遺症これまでの経過:6年前頃、両足(特に左足)の動きが少しずつ悪くなり、ふるえ(振戦)が出現した際に、病院を訪れパーキンソン病と診断される。
薬での治療を開始するも、徐々に症状が悪化し、関節が固くなり動作が思うようにいかず小刻みな歩行、体調の悪い時には1人で起き上がることが出来ません。
自律神経にも乱れが生じ、睡眠障害・便秘で悩んでおられました。
知人から「東洋医学の治療も加えてみたら。」とアドバイスを受け、ご家族からご依頼がありました。治療:そして1回目の治療中の事です。患者様から「しびれが無くなってきたよ。これは良くなるかもしれない。」とやる気になってくださいました。その後、7回目(1クール)の治療後しびれは2~3割残るものの、ふらつきも無くなり、1人で歩けるまでになりました。
経過は順調で、今では患者様のご希望で週2~3回のペースで治療しています。患者情報:女性 70代
主訴:パーキンソン病での症状これまでの経過:6ヶ月前に脳梗塞を発症し、保存的治療(点滴)をうけました。
当初、意識障害・頭痛・めまい・言語障害・倦怠感と多くの症状があり、来院時、軽度の意識障害(ぼーっとする)・軽度の言語障害・強い倦怠感が残りました。
ご家族が様々な情報を集め、これからは東洋医学、特に頭鍼療法(YNSA)で治療を進めたいとのことで、依頼がありました。
多くのお薬を処方されていましたが、服用がつらいようで治療効果を実感してきたなら、担当医師に減薬の相談をしましょうとお願いしました。
まず注目したのが、倦怠感。日に日に強く感じてきたようで、今では手足に力が入りづらい。その他、言語障害でラリルレロが上手くでてこない。治療:自宅が近いということもあり、集中的に治療させていただきました。
ふるえ(振戦)は6回目の治療で、ほとんど無くなりました。
10回目の治療後、小刻み歩行も消失したといっていい程になりました。
その後、長く苦しんでいた不眠と便秘に改善がみられ、ご家族様にも笑顔が増えてきました。
現在は、週1回の治療を継続し調子がよいときは、ウォーキングを行っています。
精神的にも楽で、何事にも前向きに取り組めるようになったと、頑張っていられます。
アトピー性皮膚炎の特徴
アトピー性皮膚炎の患者さんが来院するたびに「何とかしてあげたい。」と切に思います。
当院には、病院でのステロイド軟膏治療が効かない場合や内服薬などを試し様々な治療をへて、来院される方がほとんどです。どこへ行っても治らない原因は、対症療法だけの治療で根本を診ていないからです。
アトピーはアレルギーのひとつとされ、喘息や蕁麻疹もアレルギーで、体質として胃腸が冷えて弱い方になります。
この冷えて弱い方は、消化吸収が上手くいかず、余計な物が蓄積してしまい
デトックスが出来ない状態です。
東洋医学では痰湿といい、「よどんで濁ったもの」で血液の流れを邪魔します。
痰湿を治す一番の治療は
ずばり食事
二番お灸と睡眠
三番当院での治療
これを三ヶ月続けて変わらなかった方はいません。
ただし慣れるまで正直大変です。
一ヶ月もしない内に諦めてしまう方も少なくありません。
これまで診てきたアトピー性皮膚炎の患者様は必ずしも痒みや皮膚の問題だけではなく精神的なストレスも多く、様々な症状が出てQOL(生活の質)が低下し、当たり前の生活ができなくなる方もいます。
そのような不調も同時に治療し一日でも早く当院の根本治療を開始していただきたいと思います。
アトピー性皮膚炎の症状例
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患者情報:女性 30代
主訴:頭皮・首・背中・肘を中心に炎症、我慢できない程の痒みこれまでの経過:22歳で就職と同時期に、顔の頬から口、首にかけて発疹ができはじめました。
皮膚科にてアトピーと診断され、投薬と塗り薬の治療を開始しましたが、なかなか治らず結果として強い薬になっていきました。
当時、親元を離れ慣れない場所での不規則な生活、仕事でのストレス、体は悲鳴をあげていました。
仕事柄化粧もしなければならず、その化粧の影響で顔全体に赤みが広がり、痒みも日を追うごとに増していき、頑張り屋さんで負けず嫌いな性格がよりいっそうアトピーをひどくしてしまいました。治療内容:慢性疾患は必ず日常生活に問題があります。
まずは徹底して、負担になっているであろう事を聞き出し、アトピーに効くと思っておこなっていた事など話して頂きました。
西洋医学での治療が長かった為か、「症状をどうしたら抑えられるか。」
という考え方に徹していました。(標治法)
この考えを、東洋医学の特徴である、根本治療(本治法)に切り替えるのには時間がかかりましたが、決意し治療開始して頂きました。
食生活の改善、睡眠時間の確保、毎日のお灸、週に1.2回の治療と本当に大変だったと思いますが、我慢強い性格のおかげで2ヶ月後、薬はいらなくなりました。
その2ヶ月後、外食が続き、またアトピーの症状がひどく出てしまいましたが、食養生と鍼灸治療にて直ぐに抑えられました。
その後は、食養生が身につき、ご自身で調整できるようになったので、当院には月1回治療に来ています。
パーキンソン病の特徴
パーキンソン病は「120歳になれば、誰でもなる病気」といわれていて
高齢化に伴い、年々増加し続けており珍しい病気ではありません。
患者の多くは50~60代に発症し将来が不安になってしまいますが、平均寿命は差がないことが分かっています。病気の特性上完治を望めるわけではありませんが、健康寿命を延ばし病気の進行を遅らせることは十分可能です。
この病気は性格によって左右されるデータがあり、几帳面で神経質な人はなりやすく、治りにくいとされています。
パーキンソン病を治すため、
・小さなことも手を抜かない
・メモや日記を細かくつける
・毎日決めたことをやる
・準備や確認が念入り
・時間管理が徹底
・融通が利かない
このような人はドーパミンが消費しやすく後に不足の事態になり、病気が進行してしまうということがあるようです。
この逆の性格は、
・ゆとりがある
・肩の力を抜く
・余裕のある
・リラックス
・気楽
忙しくても、ちょっとブレイクしようとするぐらいの方が病気もなりにくいでしょう。
パーキンソン病は、脳の神経伝達物質であるドーパミンというホルモンが減少することによって起こる病気です。
なぜ減少するのかというと、加齢に伴い脳の血流悪化及び自律神経のうちで交感神経が優位に働き過緊張状態が続くと、ドーパミンの減少につながりパーキンソン病になりやすいことがわかっています。
そこで鍼治療です。鍼治療は脳の血流を改善、副交感神経を優位にし、ドーパミンの分泌量を増やすと共に脳内のホルモンバランスを整える効果が期待できます。
少なくなったものを増やし、多くなったものを減らしてちょうどいい状態にするのが鍼治療にはあります。
その他、最近では三叉神経を刺激することでドーパミンの量が増えたことも証明されました。まさしく鍼はダイレクトに三叉神経へ刺激ができるのです。
諦めずに鍼治療チャレンジしてみてください。
パーキンソン病の症状例
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患者情報:男性 70代
主訴:パーキンソン病これまでの経過:6年前頃から、両足(特に左足)の動きが少しずつ悪くなり、ふるえ(振戦)が出現した際に、病院を訪れパーキンソン病と診断される。薬での治療を開始するも、徐々に症状が悪化し、関節が固くなり動作が思うようにいかず小刻みな歩行、体調の悪い時には1人で起き上がることが出来ません。自律神経にも乱れが生じ、睡眠障害・便秘で悩んでおられました。
知人から「東洋医学の治療も加えてみたら。」とアドバイスを受け、奥様からご依頼がありました。治療内容:自宅が近いということもあり、集中的に治療させていただきました。
ふるえ(振戦)は6回目の治療で、ほとんど無くなりました。
10回目の治療後、小刻み歩行も消失したといっていい程になりました。
その後、長く苦しんでいた不眠と便秘に改善がみられ、奥様にも笑顔が増えてきました。
現在は、週1回の治療を継続し調子がよいときは、ウォーキングを行っています。経過:精神的にも楽で、何事にも前向きに取り組めるようになったと、頑張っておられます。
関節リウマチの特徴
近年、抗リウマチ薬の普及ならびに、生物学的製剤の登場により
RA治療は大きく進歩し、治療の目標が「寛解」を目指せる時代になりました。
しかし一方で、血液検査の数値が改善し、関節の腫れが引いてきているにもかかわらず
疼痛が一向に変化しないケースもある。
このような患者様は、リウマチと診断されたことで全ての痛みを
リウマチに結びつけてしまい、過敏になっている部分があるのだと思います。
リウマチの方をみていますと、発症前から神経質でストレスを感じやすく
精神的ストレスを重く抱え、免疫力(抵抗力)が落ちています。
そこに配偶者の病気や死・介護の問題・離婚結婚の問題・嫁姑問題などが影響し
リウマチ発病や悪化に繋がっていると思われます。
それらのストレスを食事(暴飲暴食)で軽減させる。お体への負担(特に内臓)は相当なものです。その内臓が悲鳴をあげた結果が関節リウマチ。
この流れ少なくありません。
この関節リウマチ、当院では
内臓強化(特に小腸)が第1選択になります。
この小腸、主な機能は消化と吸収ですが、もっとも重要な機能が
免疫システムです。(ここでリンパ球が作られます。)
リウマチの患者様は、共通する要因があります。
それは、異常な免疫システムの働きです。
正常に免疫システムが働く為に
免疫機能の強化
腸間膜を弛め緊張をとり、小腸の活性化
ストレスで乱れた、自律神経を調整促します。
また、治療後リウマチ患者様の精神状態を鎮静化する作用もあり
治療に前向きになれる事も多々あります。
薬が効かなくて痛みが出やすい、腫れを何とかしたい
身体を動かせるようになりたいなど
これらの症状は当院で治療可能なので
お悩みの方は、一度お電話でご相談の上、ご来院ください。
関節リウマチの症状例
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患者情報:女性 60代
主訴:関節リウマチこれまでの経緯:2年前に発症し、手の腫れと痛み、微熱に悩まされ投薬での治療をされていましたが、なかなか改善されることはありませんでした。東洋医学でも治療があることを知り来院されました。治療内容:まず、内臓の乱れに注目し免疫力がアップする治療を1ヶ月行いました。体力がついたことで今まで現れていなかった症状がしばらく出ていましたが、想定内でありその後は痛みや疲労感が取れ、とても喜んでおられます。また、薬でも止まらなかった咳がいつのまにか無くなったことに驚かれていました。経過:いずれ薬は手放せる日がくるのではと、今後の治療にも前向きになっていただけました。
あらゆる痛み・神経痛(しびれ)の特徴
最短にて症状の改善を目指します。
余計な治療は致しません。
完全オーダーメイド治療にて、症状の原因を探していきます。
突然ですが、当院は断る勇気をもっています。
それは以前、あきらかに内臓の不調が原因で、背中に激痛が出ている方が来院したときです。
病院での検査をすすめましたが、聞いてもらえず治療することにしました。
すると幸いその場で痛みは治まりましたがその1週間後、症状が悪化し病院に運ばれました。
結果は急性膵炎だったそうです。
痛みを消してしまった事を後悔し、そして時に痛みは、身体からの重要なサインになっている事を改めて痛感した症例でした。
以後、症状のウラに何か潜んでいないか問診・検査を徹底し、怪しいと感じたら勇気をもって断り、医師へ紹介するようにしています。
大変稀なケースではありますが、貴重な経験をさせて頂きました。
その患者様は、この事があってから信頼関係がより強くなり今でも体調管理として当院にて治療継続しています。
この様に、あらゆる痛みに対応しておりますので、一度ご相談ください。
あらゆる痛み・神経痛(しびれ)の症状例
・・・・・準備中・・・・・
吃音症(どもり)・言語障害(発話・発音・発声)
吃音とは、一般的に(どもり)といわれる言語障害で、ほとんどが未就学児に発症し、神経質な体質の男児に多いです。
吃音のお子さんは、緊張しやすい傾向にあり
最初の言葉で
・でない
・繰り返してしまう
・引き延ばしてしまう
というような特徴があります。
吃音のお子さんは成長過程で、どもる言葉を巧みにさけ、どもらないように見せたり、円滑にコミュニケーションが取れないことを「恥ずかしい」と思い必死に隠そうとしたりします。その為、吃音症だと気付かず成長してしまい、進学や就職が出来ないなど深刻な問題になる場合も少なくありません。
では、なぜ吃音症になってしまうのかというと
(1)脳 (2)胃腸 (3)背中の異常 だと考えています。
当院では
(1) 脳から声帯へ神経がスムーズに伝わるように、頭に鍼治療をします。
(2) 胃腸が冷えて機能が低下している場合が多いため、強化していきます。
(3) 背中の歪みや筋緊張を正常にします。
これらの治療を開始すると、精神状態は落ち着いていき、お通じも正常になり、背中の異常が改善し、歪みが矯正されていきます。
吃音や言語障害は治療を続けていけば必ずよくなります。お子さんも話す事への不安がなくなり、イライラも減っていきます。
吃音にはポイントがあります。
東洋医学からのアドバイスがあります。
当院からの大事な食事指導があります(食べ物で性格は変わります)。
お力になれると思いますので、お気軽にご相談ください。
吃音症・言語障害の症状例
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患者情報:小学生高学年男子
主訴:吃音(どもり)これまでの経緯:4才頃から異変を感じ始め、声を出そうとすると中々出ない、頑張ってみると「あ、あ、あ。」と繰り返してしまう、というような症状でした。
その後、発達障害があるのかと思い病院に行くも診断されず、色々と調べたところ、通級指導教室で言語聴覚士の方から訓練・指導を受けられるという事で2年行きましたが結果は変わらず。サプリメントが良いと聞き試すもダメ。
この頃には声が上手に出ないので、肩を動かしたり、揺らしたりしながらの発声が多くなりました。
その後、鍼灸が治療可能ということを知り、当院にお越しになりました。治療内容:まずはお母さんから問診をさせてもらいます。するとお子さんの様々な体の状況が浮かびあがってきました。
特に注目したのがお腹の状態で、日頃から壊しやすく、便はゆるいか下痢。
まずは、お腹を整える事から始めました。
数回の治療後、お母さんから「先生いいみたい。」とおっしゃって頂き、便にも固さが出てきたとの事。
20回を数えた頃には、「7~8割近く改善してますよ。」と嬉しいお言葉。
この頃には姿勢も正しくなってきました。経過:当初、「お腹ですか?」とお母さんは半信半疑でしたが、体の変化にはお子さんが一番敏感なようで、元気な挨拶で治療院に入って来てくれます。
しっかり目をみてくれます。
成長期に、徹底した食事指導は難しいですが、食べた物が血液となり細胞になります。食べた物以外からは何一つ作られません。この患者様も治療と食事の両方で根本から治していきたいです。
線維筋痛症
このページの内容は、当院独自のものです。必ずしも一般的な考えとは異なる内容もあるかとは思いますが、ご了承下さい。
線維筋痛症は脳の機能障害が原因だと考えます。
ここでいう機能障害とは、通常では感じない程度の弱い刺激でも痛みを感じる状態のことです。脳には痛みの指令を伝える機能(アクセル)と指令を抑える機能(ブレーキ)が備わっており、この機能に障害が生じ、アクセルを踏み過ぎた状態もしくはブレーキが効かない状態になり、通常では痛みを感じない程度の弱い刺激でも痛みを感じるようになってしまいます。このように、脳の機能障害が痛みの原因であるため、痛みの場所を検査しても異常は見られません。
では、なぜ脳の機能障害になり、線維筋痛症となるのか。
当院の見解では、
体質的要因・心理的トラウマ・生活習慣(環境)に、精神的ストレスが加わり
複雑に絡み合った結果、脳は正常にはコントロールしなくなります。
その他、責任感が強く繊細で神経質な方に多いようです。
このように線維筋痛症は、身体の内の部分で何かしらの問題が生じていて
その問題がアクセル・ブレーキを左右し、痛みの場所が全身であったり、一部であったり、痛みの強さが変わってきます。
当院では、線維筋痛症に対してYNSA(山元式新頭鍼療法)を軸に、内の部分にアプローチし、脳からの指令を正常に伝えられるよう治療していきます。
線維筋痛症の症状例
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患者情報:女性 50代
主訴:線維筋痛症による疼痛・不眠これまでの経緯:3年前の睡眠時、突如、全身の痛みに襲われてからが始まりでした。
直ぐにかかりつけ医に診てもらうも原因がわからず、紹介状で病院に行くもわからず、数件病院に行ってようやく線維筋痛症と診断され治療がスタートしました。
薬物治療により、幸いにも日常生活に支障はなく、仕事も復帰できました。
しかしその一年後、旦那さんの急死により症状は悪化、痛みは以前より強く出現し、手足は冷たく痺れもあり、体の中は焼けるような痛みのため、眠れず不眠症になってしまいました。職場には理解してもらえず、退職し子供達にサポートしてもらうようになりました。この頃の薬物治療はまったく効果が無く、子供達が色々と調べてくれ、東洋医学の治療の方が合うのではとのアドバイスで当院に来られました。治療内容:この患者様も、強い精神的ストレス(一番近くにいた旦那様の死)が加わり再度発症しました。今回の痛みに対し、アクセル・ブレーキを整えるべく、YNSAにて脳の機能障害にアプローチしました。10回目の治療後、痛くて笑うことさえ出来なかった顔に笑顔が戻りました。まだまだ痛みは残りますが、睡眠の質が向上しているようで、短時間の睡眠でもスッキリ起きられるとおっしゃいました。
今後の治療プランを説明し、ご自宅でのケア・生活環境の改善などをアドバイスさせていただきました。
未病
東洋医学の基本概念は
「未病(みびょう)治(ち)」という「未(いま)だ病(や)まざるを治(ち)す」です。
「病気を発症する前に養生をして、健康状態をキープする」という考え方です。
健康→未病→病気
西洋医学での検査では問題ないけど、不定愁訴(疲れやすい・胃腸が悪い・冷え・不眠・肩こり)などの自覚症状があるものが未病で、これらは病気の一歩手前と考えられています。
当院では、不調を改善していくだけではなく、まだ本格的に病気が発症してない段階で治し
尚且つ、病気になりにくいバランスのとれた状態にしていきます。
未病の原因はいろいろ考えられますが、生活習慣の乱れが主たるところで
この未病を治して病気になりにくい身体つくりができる“鍼灸治療”は、最高のサービスだと思っています。
予防を重視
東洋医学には古くから「上工は未だ病まざるものの病を治し、中工は病まんとするものの病を治し、下工は既に病みたる病を治す」という言葉があります。これは「医者には上医、中医、下医の3段階があって、最も優れた医者(上医)は病気になる前の状態(未病)を治す」ということを表しています。
現代では、最新機器をもちいて外科的手術をする先生が取り上げられ話題になりますが、東洋医学では病気にさせない医者の方が重要だとの考えです。
いかに古くから予防医学を重視し、病気になってから治すよりも、未然に病の芽をつんでおいた方が大事だと考えられています。
未病を病にしない
「免疫力を上げる・自然治癒力を高める」
これこそが未病のうちに健康になる秘訣です。食事・睡眠・運動がバランス良く出来ていれば大抵の場合は健康になるものです。
それでも調子が上がらなければ、当院で鍼灸治療をおすすめします。
鍼灸治療によって自身の免疫・自然治癒力を活性化させてみてはいかがでしょうか。
こんな情報が入ってきました。
「中国では新型コロナウイルスに罹患した患者の87%が鍼灸・漢方を利用」
新型コロナウイルス対策としても鍼灸治療は有効だという事じゃないでしょうか。
こんな時こそ自宅でできるお灸、教えますのでお問い合わせ下さい。
突発性難聴・耳鳴り
耳鳴りで来院する患者様のほとんどの方に、難聴が背景にあります。という事は難聴から耳鳴りが起きてしまうこが多いので、聞こえづらさが少しでもあったら早期に耳鼻科や鍼灸院での治療をオススメします。
突発性難聴は原因不明となっていますが、多くは生活習慣の乱れやストレスが根本にあるように思います。
・原理はこうです。
何かしらの負担が耳にかかり、聞こえにくい音の領域があると、
脳はこの領域を補うため、電気信号を過剰に増加させ、感度を上げていきます。
この状態が続くうちに、元の音が鳴ってない時にも回路が固定されてしまい
電気信号は強いままとなり、静かな時にも「鳴っている」と勘違いしてしまうわけです。
このように、耳鳴りは聞こえにくい状態を補おうとした脳の反応です。
この脳の反応へ直接アプローチできるのは、当院のYNSA治療だと思います。
突発性難聴・耳鳴りの症状例
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患者情報:女性 40代
主訴:突発性難聴・耳鳴りその他の症状:慢性的な肩こりこれまでの経緯:コロナ禍で、在宅勤務が増えた夏頃に娘さんの声が突然聞きづらくなり、直ぐに耳鼻科で治療するも回復せず(突発性難聴と診断される)、数日後には耳鳴りも出始め、セカンドオピニオンで他院に行くも回復どころか症状は進行していきました。
そこでインターネットで検索し当院がヒットし、治療を決心していただきました。治療内容:当院での治療開始まで1ヶ月以上が経過していましたが、初回の治療後から耳鳴りはほぼ無くなり、難聴も詰まった感じが少し残る程度までになりました。
4日後に2回目の治療でしたが、耳鳴りは寝る前に少し出るくらいで落ち着き、難聴は戻ってしまいましたが、治療後耳鳴りは消え、詰まり感もほぼ落ち着きました。
その後、5回の治療で治癒となりましたが、仕事でストレスがたまる為、月に1・2回程治療に来られています。
慢性前立腺炎
当院での慢性前立腺炎の治療は、陰部神経鍼通電療法になります。
医療機関で治らなかった患者さんに有効です。
なぜ有効かというと陰部神経は前立腺、陰茎、陰嚢、会陰部等に神経の枝が分布する為、正常に機能していないと痛みや不快感が生じ、その他、頻尿や排尿時不快感、射精時の痛みなどがでてしまいます。そこで陰部神経鍼通電療法をすることで、骨盤内の血液循環が改善し傷んだ神経を再生します。
陰部神経が原因で症状が出ているとすれば、3~5回の治療で効果を感じてもらえるはずです。
陰部神経鍼通電療法はお尻の梨状筋という筋肉を通過し、約7~9センチ刺入する当院でも強い刺激の治療ですが、「もっと早くやればよかった」との声をお聞きします。
鍼治療について、不安なことや心配なことは何でもご相談ください。
その症状、首が原因?
首、ひと昔前では重要視されず評価の低い部位でした。
しかし近年、スマホやデスクワークで長時間の同じ姿勢が加わり、最重要部位として位置づけられています。
首の筋肉は、重い頭を支える為、他の筋肉より非常に強くて丈夫です。
強いがゆえに、疲労が限界まで達した時には、自律神経が乱れ、血流が悪くなり
精神的・肉体的な症状が現れ、いつものような日常が送れなくなってしまいます。
疲れをそのまま回復させないでいると、全身の不調が現れ、病院に行ってもまさか首が原因だとは思いませんよね。
首凝りが原因での症状は
頭痛・めまい・耳鳴り・動機・不眠・眼精疲労・うつ状態・自律神経失調・パニック障害・胃腸障害など。
一旦機能しなくなると、回復するどころか悪化の一途をたどります。
1日でも早い治療をオススメします。
首凝りを改善させる家庭で出来るセルフケアもありますのでアドバイスさせて頂きます。
パニック障害の特徴
様々な要因(遺伝・環境要因)が考えられ、まだまだ解明されてない部分が多い病気です。
パニック障害の症状は、突然な動機・恐怖感・めまい・呼吸困難などを中心に、吐き気・胃腸の不快感等が起きます。
当院ではこれらの症状を「脳の誤作動」と「首の血流」の問題だと考えます。
- 脳の誤作動(機能異常)とは、特に神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの不足、又は過剰分泌が脳の誤作動の要因になると言われています。その誤作動を、YNSAという頭への鍼によって、神経伝達物質をバランスよく分泌させる事で脳を正常に機能させていきます。
- 首の血流に対しては、深層の凝りが自律神経の中枢を圧迫する事によって、パニック症状が出やすい状況にしていると考えますので、深層の凝りに対して直接アプローチしていきます。
- その他、胃腸機能の状態でも影響しますので(脳腸相関といい、脳と腸が双方向で連絡を取っている)併せてみせていただきます。これらの治療法を組み合わせる事で、パニック症状を改善していきます。
病中病後のリハビリについて
以前からご要望の多かった、病気や怪我によって低下した筋肉・体力を回復させるためのプログラムを作りました。
基本的には鍼を使いながら、動作や姿勢をチェックし最大限筋力を発揮できるようリハビリトレーニングを指導していきます。
特に、体幹と下半身強化が最重要になってきます。
筋肉が強化されれば、生活習慣病の予防・改善や、血管・血圧などにも良い影響が期待できます。
筋肉は「継続」が一番大事なことですので、家でできるトレーニングもお伝えします。